来週の日経平均株価の予想レンジを発表!

来週(2/2~2/6)の日経平均株価の予想レンジは5万2500~5万4500円! 日米で決算が続く中、衆院選で自民党の過半数獲得予想で改めて「高市銘柄」に注目か

2026年1月30日公開(2026年1月30日更新)
ラカンリチェルカ(村瀬 智一)
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今週の日経平均株価は、週初は円高の影響で急落!
その後は、日米の主要ハイテク企業の決算に振り回される展開に

 今週(1月26〜30日)の日経平均株価は下落し、最終的に先週末と比べて524.02円(0.97%)安い5万3322.85円で終えました。

■日経平均株価チャート/日足・3カ月
日経平均株価チャート/日足・3カ月日経平均株価チャート/日足・3カ月(出典:SBI証券公式サイト)
※画像をクリックすると最新のチャートへ飛びます
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 1月23日の為替市場で「日米両金融当局によるレートチェックが行われた」との観測から円高基調が強まりました。その影響で週明け26日は、輸出関連株や金融株が売られ、日経平均株価は一時1000円を超える下落を見せました。また「高市内閣の支持率が低下した」とする国内メディアの報道も、持ち高調整を促したようです。

 しかし、1月27日はアドバンテスト(6857)東京エレクトロン(8035)ディスコ(6146)レーザーテック(6920)など半導体株が買われ、日経平均株価は反発。さらに28日にはオランダの半導体製造装置大手ASMLホールディング(ASML)の決算が、29日にはアドバンテストの決算が評価された影響もあり、日経平均株価は上昇しました。
【※関連記事はこちら!】
【日本株】日経平均株価は円高進行でも下値が堅い!高市首相が重視する「17の戦略分野」と「レアアースなどの重要鉱物」関連を狙い、積極的な市場参加を!

 週末の1月30日は、前日に急伸したアドバンテストが利益確定の売りに押されて下落。さらに、前日29日の米国市場で決算内容を受けてマイクロソフト(MSFT)が下落した影響もあり、日経平均株価は小幅に反落しました。

来週の日本市場では、衆院選での自民党勝利を見込み、
再び「高市銘柄」への資金流入が強まる可能性が!

【来週の日経平均株価の想定レンジ】
 5万2500 ~ 5万4500円

 
 来週(2月2〜6日)の日経平均株価は、引き続き、主要企業の決算発表を手掛かりとした相場展開になりそうです。

 米国では2月2日にウォルトディズニー(DIS)テラダイン(TER)、3日にアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)、4日にアルファベット(GOOG)クアルコム(QCOM)、5日にアマゾン・ドット・コム(AMZN)の決算が予定されています。

 一方、国内では2月2日に村田製作所(6981)、3日に任天堂(7974)三井物産(8031)川崎汽船(9107)、4日に三菱重工業(7011)三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)、6日に東京エレクトロン(8035)の決算が予定されているので、これらの決算を手掛かりとした日替わり的な物色が中心になりそうです。

 また、週末の2月8日には衆院選の投開票が予定されています。選挙情勢を見ると与党の過半数獲得が見込まれており、楽観は禁物ながらも高市政権に対する期待感から買い意欲が高まりそうです。再び「高市銘柄」への注目が高まる可能性から、相場の底堅さが意識されると見られます。
【※関連記事はこちら!】
「高市銘柄」を一覧で解説! 高市首相が掲げる「17の戦略分野」で事業を展開し、中長期的な株価上昇が期待できる“国策テーマ株&参考になる記事”をまとめて掲載

【今週の値上がり率・値下がり率・出来高ランキング】
ユニチカが+61.28%で値上がり率トップ!

 ここからは、今週、値動きが目立った個別銘柄を見ていきましょう。

 今週の値上がり率ランキングのトップはユニチカ(3103)でした。繊維状吸着材を用いてレアアースを回収する技術を有していることからレアアース関連銘柄としての物色が強まり、ストップ高を交えて上昇しました。

 値上がり率2位のレダックス(7602)は1月30日、米国のAIインフラ企業SuperXグループとの業務提携を発表。日本国内における販売代理店権を取得したことが材料視されました。

 値上がり率3位の窪田製薬ホールディングス(4596)は1月29日、2025年12月31日を基準日とする審査において東証グロース市場の上場維持基準に適合したと発表。これが好感されたようです。

 一方、今週の値下がり率ランキング1位は田岡化学工業(4113)。1月28日に2026年3月期の業績予想の下方修正を発表したことで売られました。

 値下がり率2位のBBDイニシアティブ(5259)は、1月26日にヘッドウォータース(4011)との経営統合を発表。合併による株主優待制度の廃止が嫌気されました。
【※関連記事はこちら!】
BBDイニシアティブ、株主優待の廃止を発表して夜間取引で11%超も株価急落! ヘッドウォータースと合併後は上場廃止の予定で「デジタルギフト」の優待は廃止

■今週の値上がり率 トップ5
順位 先週末比(%) 銘柄名(市場・コード)※クリックで最新株価・チャートへ
1 +61.28 ユニチカ(東P・3103)
2 +51.80 レダックス(東S・7602)
3 +46.97 窪田製薬ホールディングス(東G・4596)
4 +44.49 マツモト(東S・7901)
5 +43.40 千代田化工建設 (東S・6366)
■今週の値下がり率 ワースト5
順位 先週末比(%) 銘柄名(市場・コード)※クリックで最新株価・チャートへ
1 −25.13 田岡化学工業(東S・4113)
2 −24.26 BBDイニシアティブ(東G・5259)
3 −24.10 クオンタムソリューションズ(東S・2338)
4 −23.39 カルナバイオサイエンス(東G・4572)
5 −22.50 エニグモ(東P・3665)
■今週の出来高 トップ5
順位 出来高(株) 銘柄名(市場・コード)※クリックで最新株価・チャートへ
1 1,096,349,100 NTT(東P・9432)
2 884,286,600 ランド(東S・8918)
3 703,413,000 ジャパンディスプレイ(東P・6740)
4 521,988,300 東京電力ホールディングス(東P・9501)
5 447,701,600 ソフトバンク(東P・9434)

【来週の主要イベント】
米国の雇用統計とISM製造業・非製造業、アルファベットなどの決算、
国内の任天堂、三菱重工業、大手商社、不動産の決算などに注目!

 来週は以下のようなイベントが予定されています。

<2月2日(月)>
◆決算:寿スピリッツ(2222)村田製作所(6981)東日本旅客鉄道(9020)
◆中1月RatingDog製造業購買担当者景気指数(PMI) 
◆独12月小売売上高
◆独1月製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値
◆欧1月製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値
◆米1月製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値
米1月ISM製造業景況指数
◆決算:ウォルトディズニー(DIS)テラダイン(TER)

<2月3日(火)>
◆決算:任天堂(7974)三井物産(8031)川崎汽船(9107)
◆米12月雇用動態調査(JOLTS)求人件数
◆決算:アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)

<2月4日(水)>
◆決算:三菱重工業(7011)三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)
◆中1月RatingDogサービス部門購買担当者景気指数(PMI)
◆独1月サービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値
◆欧1月サービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値
◆欧1月消費者物価指数(HICP)速報値
◆欧12月卸売物価指数(PPI)
◆米1月ADP雇用統計
◆米1月サービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値
◆米1月総合購買担当者景気指数(PMI)改定値
米1月ISM非製造業景況指数
◆決算:アルファベット(GOOG)クアルコム(QCOM)

<2月5日(木)>
◆決算:三菱商事(8058)
◆独12月製造業新規受注
◆欧12月小売売上高
◆イングランド銀行(BOE、英中央銀行)金利発表
◆欧州中央銀行(ECB)政策金利
◆決算:アマゾン・ドット・コム(AMZN)

<2月6日(金)>
◆決算:大成建設(1801)東京エレクトロン(8035)三井不動産(8801)
◆12月全世帯家計調査
◆12月景気先行指数/一致指数
◆独12月鉱工業生産
◆独12月貿易収支
米1月雇用統計
◆米2月ミシガン大学消費者態度指数

【来週の注目銘柄】
「GENOVA」「フィンテック グローバル」
「ジャフコグループ」の3銘柄をピックアップ!

 来週、注目したい銘柄は、この3つです。

GENOVA(2026年1月30日時点)
業種 市場・コード 株価 予想PER 実績PBR
サービス業 東P・9341 609円 25.3倍 1.75倍
医療情報メディア「メディカルドック」などを運営
メディカルプラットフォーム事業とスマートクリニック事業を展開しています。メディカルプラットフォーム事業では、医療情報メディア「メディカルドック」やペットの飼い主向けの獣医療情報メディア「動物病院サプリ」を運営。スマートクリニック事業では、顧客管理や経営サポートなどのクリニック(診療所)向けシステムを提供しています。2025年3月期の下期から「メディカルドック」のPV数が伸び悩んでおり、それに伴って新規、既存ともに販売が鈍化。これを織り込む形で株価が低迷しています。ただ、足元の株価は550円あたりで底堅さを見せており、ボトム形成が意識されています。今年に入って13週移動平均線が下値支持線として機能する一方、26週移動平均線に上値を抑えられる形で煮詰まり感が出てきており、底入れからのリバウンドに期待したいところです。
最新の株価チャートはこちら(SBI証券公式サイトへ)
フィンテック グローバル(2026年1月30日時点)
業種 市場・コード 株価 予想PER 実績PBR
その他金融業 東S・8789 146円 10.4倍 2.58倍
13週移動平均線までの調整を経て、再度のリバウンドに期待
不動産や有価証券などの投資運用を行っています。プライベート・エクイティ投資やアセット投資、顧客のニーズに合わせて資金調達の仕組みを企画・提案するファイナンス・アレンジが中核事業。さらに、エンタテインメント・サービス事業や公共コンサルティング事業なども手掛けています。2026年9月期の連結業績は、売上高が前期比26.1%増の182億円、営業利益が同23.3%増の42億円を計画。株価は2025年11月以降に上昇し、12月4日には一時163円まで買われました。その後はいったん調整しましたが、下値支持線として意識される13週移動平均線まで下げてきたことで、再度のリバウンドが期待されます。
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ジャフコグループ(2026年1月30日時点)
業種 市場・コード 株価 予想PER 実績PBR
証券業 東P・8595 2441.5円 12.2倍 0.93倍
基幹ファンド「ジャフコSV8シリーズ」の総額が約500億円に達する
国内最大級のベンチャーキャピタルです。スタートアップ企業の創業期から投資を行い、上場まで伴走するベンチャー投資と、事業承継や第二創業を支援するための投資を行うバイアウト投資を手掛けています。1月28日には、2025年12月に設立した基幹ファンド「ジャフコSV8シリーズ」の総額が約500億円に達したことを発表。2022年設立の「SV7シリーズ」と同水準となる1000億円規模を目指しています。株価は2025年9月の高値2665円をピークに調整を見せていましたが、11月以降、上向きで推移する52週移動平均線が下値支持線として機能する形でリバウンド。足元で26週移動平均線を捉えており、同線突破からのさらなる上昇を狙いたいところです。
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