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2026年の日経平均株価は好スタートを切るも、
史上最高値の更新後は日中関係悪化が重荷となって下落
今週(1月5〜9日)の日経平均株価は、最終的に先週末と比べて1600.41円(3.18%)高い5万1939.89円で終えました。
大発会(1月5日)は、昨年の大納会(12月30日)と比べて1493円高と大幅に反発し、約1カ月ぶりに終値で5万1000円台を回復する好スタートとなりました。1月2日の米国市場でエヌビディア(NVDA)やマイクロン・テクノロジー(MU)などの半導体関連株が買われ、フィラデルフィア半導体指数(SOX)が約4%の上昇。その影響で、週明け5日の日本市場でも東京エレクトロン(8035)やアドバンテスト(6857)、ソフトバンクグループ(9984)などハイテク株が買われたことが追い風となりました。
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翌1月6日は大幅続伸し、終値で5万2518.08円と昨年10月31日以来の史上最高値を更新しました。
1月7日は、前日に史上最高値を更新したことでいったん達成感が意識されたほか、急ピッチの上昇による過熱感が警戒され、3日ぶりに反落。前日6日に中国商務省が軍民両用品の日本向け輸出を規制すると発表し、日中関係の悪化による先行き不透明感が売りを誘ったことも下落要因となりました。
さらに中国は1月7日、半導体製造材料のジクロロシランに対する反ダンピング調査を開始すると発表。このニュースが嫌気されたことで翌8日の日経平均株価は大幅に下落し、一時は5万1052.83円まで下げ幅を広げる場面も見られました。
週末1月9日は、業績予想の上方修正を発表したファーストリテイリング(9983)が急伸して日経平均株価を押し上げたほか、足元で不安定な値動きを見せていた半導体株が買い戻されて大幅に反発。日経平均株価は5万2000円目前まで上昇し、今週の相場を終えました。
日経平均株価チャート/日足・3カ月(出典:SBI証券公式サイト)※画像をクリックすると最新のチャートへ飛びます
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来週の日経平均株価は、雇用統計などの米・経済指標や
米国の大手金融の決算に影響を受けた値動きに!
【来週の日経平均株価の想定レンジ】
5万1000 ~ 5万2500円
来週(1月13〜16日)の日経平均株価は、米国市場の影響を受けた相場となりそうです。
三連休明けの1月13日は、日本時間の9日22時半に発表される米・雇用統計の結果を受けた米国市場の影響を受けそうです。その後も13日に米・消費者物価指数(CPI)、14日に米・卸売物価指数(PPI)と米・小売売上高、15日にニューヨーク連銀製造業景気指数とフィラデルフィア連銀製造業景気指数などの発表が予定されているので、それらの結果も注目されます。
さらに、米国市場が決算発表シーズンに入ることで、1月13日にJPモルガン・チェース(JPM)、14日にバンク・オブ・アメリカ(BAC)とシティグループ(C)、15日にゴールドマン・サックス・グループ(GS)とモルガン・スタンレー(MS)など大手金融の発表が予定されており、これらの結果が相場に影響することになるでしょう。
また、日経平均株価は5万1000〜5万2500円辺りのレンジでの推移が意識されるほか、日中関係の悪化から積極的な売買が手控えられる可能性がありそうです。
さらに、昨年12月後半からリバウンドを見せてきた東証グロース市場250指数の出遅れ修正が意識されやすく、日経平均株価の膠着感が強まる局面では中小型株へのシフトも想定しておきたいところです。
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⇒2026年の日本株は「解散総選挙」と「追加利上げ」の動向に注目! 衆院選で自民党が勝利&高市政権が安定すれば、日本株にとっては株価上昇の強力なカンフル剤に
【今週の値上がり率・値下がり率・出来高ランキング】
菊池製作所が+61.86%で値上がり率トップ!
ここからは、今週、値動きが目立った個別銘柄を見ていきましょう。
今週の値上がり率ランキングのトップは菊池製作所(3444)でした。1月7日、政府がドローンの国産化を後押しするため、研究開発・設備投資に対する最大50%の補助と2030年時点で8万台の生産体制を構築する方針を示したと報じられたことを受け、ドローン関連株の一角として買われました。
値上がり率2位のピクセラ(6731)は、明確な材料は確認できませんでしたが、株価2ケタの超低位銘柄のため、短期的な値幅取りを狙った投機資金が集中したようです。
値上がり率3位はDef consulting(4833)。こちらも明確な材料は確認できませんでしたが、やはり低位材料株での短期的な値幅取りを狙った投機資金が集中したと見られます。
一方、今週の値下がり率ランキング1位のピクセルカンパニーズ(2743)は、1月16日付けで上場廃止になることから下落しました。
値下がり率2位はアドバンスクリエイト(8798)。昨年末に生命保険協会が認定する「認定代理店」へ復帰したと発表したことでストップ高を交えて急伸しており、今週はその反動から換金売りの動きになったようです。
| ■今週の値上がり率 トップ5 | ||
| 順位 | 先週末比(%) | 銘柄名(市場・コード)※クリックで最新株価・チャートへ |
| 1 | +61.86 | 菊池製作所(東S・3444) |
| 2 | +61.76 | ピクセラ(東S・6731) |
| 3 | +60.61 | Def consulting(東G・4833) |
| 4 | +53.10 | 第一稀元素化学工業(東P・4082) |
| 5 | +51.46 | 東洋エンジニアリング(東P・6330) |
| ■今週の値下がり率 ワースト5 | ||
| 順位 | 先週末比(%) | 銘柄名(市場・コード)※クリックで最新株価・チャートへ |
| 1 | −50.00 | ピクセルカンパニーズ(東S・2743) |
| 2 | −22.65 | アドバンスクリエイト(東P・8798) |
| 3 | −21.55 | TORICO(東G・7138) |
| 4 | −18.80 | 養命酒製造(東P・2540) |
| 5 | −17.25 | JMACS(東S・5817) |
| ■今週の出来高 トップ5 | ||
| 順位 | 出来高(株) | 銘柄名(市場・コード)※クリックで最新株価・チャートへ |
| 1 | 1,307,324,300 | ジャパンディスプレイ(東P・6740) |
| 2 | 914,633,100 | ランド(東S・8918) |
| 3 | 870,615,400 | NTT(東P・9432) |
| 4 | 617,840,200 | 東京電力ホールディングス(東P・9501) |
| 5 | 385,516,000 | ソフトバンク(東P・9434) |
【来週の主要イベント】
米国のCPI・PPI、小売売上高、NY連銀指数などの経済指数、
JPモルガン、ゴールドマン・サックスなど大手金融の決算に注目!
来週は以下のようなイベントが予定されています。
<1月12日(月)>
◆成人の日の祝日で休場
<1月13日(火)>
◆決算:霞ヶ関キャピタル(3498)、note(5243)、竹内製作所(6432)
◆11月国際収支/経常収支/貿易収支
◆12月景気ウオッチャー調査
◆米12月消費者物価指数(CPI)
◆決算:JPモルガン・チェース(JPM)
<1月14日(水)>
◆決算:パソナグループ(2168)、Sansan(4443)、良品計画(7453)
◆中12月貿易収支
◆米12月小売売上高
◆米12月卸売物価指数(PPI)
◆米12月中古住宅販売件数
◆決算:バンク・オブ・アメリカ(BAC)、シティグループ(C)
<1月15日(木)>
◆12月国内企業物価指数
◆欧11月鉱工業生産
◆欧11月貿易収支
◆米1月ニューヨーク連銀製造業景気指数
◆米1月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
◆決算:ゴールドマン・サックス・グループ(GS)、モルガン・スタンレー(MS)
<1月16日(金)>
◆独12月消費者物価指数(CPI)改定値
◆米12月鉱工業生産
◆決算:ステート・ストリート(STT)
【来週の注目銘柄】
「三井E&S」「グロービング」「ispace」の3銘柄をピックアップ!
来週、注目したい銘柄は、この3つです。
| 三井E&S(2025年12月12日時点) | ||||
| 業種 | 市場・コード | 株価 | 予想PER | 実績PBR |
| 機械 | 東P・7003 | 6470円 | 25.1倍 | 3.41倍 |
|
造船業の競争力強化などに関わる「国策銘柄」として注目 大型船舶用エンジンや港湾クレーンなど、海洋領域の機械事業を中核事業としています。また、水素供給関連施設やSAF(廃食油や植物などのバイオマスを原料とした持続可能な航空燃料)製造向けなど、化石燃料依存からの脱却に向けた市場への製品供給を目指しています。日本政府が推進する造船業の競争力強化策や港湾の自動化、クリーン燃料化などに関連する企業として要注目です。株価は75日移動平均線を下値支持線とした上昇が続いており、1月7日には上値抵抗線の25日移動平均線を突破。昨年11月28日につけた高値7095円が射程に入ってきました。 【※関連記事はこちら!】 ⇒「高市銘柄」を一覧で解説! 高市首相が掲げる「17の戦略分野」で事業を展開し、中長期的な株価上昇が期待できる“国策テーマ株&参考になる記事”をまとめて掲載 |
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| グロービング(2025年12月12日時点) | ||||
| 業種 | 市場・コード | 株価 | 予想PER | 実績PBR |
| サービス業 | 東G・277A | 2918円 | 32.4倍 | 14.99倍 |
|
「戦略×デジタル」の融合により企業を支援するコンサルティング会社 「戦略×デジタル」の融合や、事業当事者のように深く入り込む「Joint Initiative型コンサルティング」、AI・テクノロジーを徹底活用した業務効率化、長期的な信頼関係を築く実行力などを強みとする戦略コンサルティング会社です。経営戦略や新規事業、M&A戦略、DX戦略など、上流から実行までトータルで支援する体制を構築しています。株価は、75日移動平均線を下値支持線としたリバウンドを見せるなか、直近では上向きで推移する25日移動平均線と75日移動平均線のゴールデンクロスが発生しており、さらなる上昇が期待されます。 |
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| ispace(2025年12月12日時点) | ||||
| 業種 | 市場・コード | 株価 | 予想PER | 実績PBR |
| サービス業 | 東G・9348 | 519円 | - 倍 | 76.32倍 |
|
サウジアラビアの国立研究開発機関と覚書を締結 月面開発の事業化に取り組む民間宇宙企業です。昨年12月23日にJAXA(宇宙航空研究開発機構)と「月着陸用推進系のリソース最適化検討」について契約を締結したと発表しました。また、1月8日、ispaceがサウジアラビアの宇宙開発に協力すると日本経済新聞が報道。サウジアラビアの国立研究開発機関と覚書を結び、月面輸送サービスの受注を目指すとのことです。株価は昨年5月16日につけた高値1460円をピークに調整が続いており、12月18日には409円まで下落。しかし、足元でリバウンドを見せてきており、一段の上昇に期待したいところです。 |
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【※今週のピックアップ記事!】
⇒2026年の日本株の見通しは専門家106人のうち64%が「強気・やや強気」という結果に! 高市政権が株式市場に及ぼす影響や注目の「AI・半導体株」の動向予測を公開
⇒日経平均株価の「2026年」の値動き(高値&安値)予想! “6万円突破”を予測する声が続出する一方、反動安を警戒する声も多く、一時的に4万円を割れるとの見方も!
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